乳がん治療について

乳がんは、日本人女性が発症するがんの中で最も罹患率が高いとされる悪性腫瘍です。乳がんと密接に関連している病気で、子宮体がん・卵巣がんがあげられます。乳がんの既往歴がある方は、これらの定期検査を積極的に行われることをお勧めいたします。

乳がん治療について

婦人科検診が重要です

乳がん治療でよく行われるホルモン療法は、体内のエストロゲン(女性ホルモン)の量を減らし、エストロゲンの働きを抑制させる効果のあるホルモン剤を体内へ投与します。ホルモンバランスを調整することで治療成績の向上を目指していきます。同治療によって、がん細胞の縮小や再発リスクを引き下げる効果が得られるようになります。ただ、これらホルモン剤の使用は子宮に悪影響をあたえやすく、子宮体がんや子宮内膜症を発症させるリスクが高くなります。乳がん治療中・治療後はきちんと検診(子宮体がん検診 など)を受けるほか、定期的に婦人科検診を受診して身体の状態を確認していくことが重要です。

乳がん治療中・治療後の婦人科検診

当クリニックは、乳がん治療中・治療後の患者さんを対象にした婦人科検診を行っています。同検診は、患者さんの手術歴などをしっかり把握したうえで、医師が必要と判断した検査をおこないますので、安心してご受診ください。なお詳細の内容については、お電話またはクリニックの受付にてお気軽にお問い合わせください。