セカンドオピニオン外来を
設けています

当クリニックでは、開腹手術や腹腔鏡手術を検討されている方を主な対象として、セカンドオピニオン外来を設けています。他院で手術を勧められたものの何となく不安を感じている、複数の専門医の判断をもとに手術を行うかどうか決めたいなどお考えの方はお気軽にご相談ください。その際に、来院時にお持ちいただく書類などをご説明いたします。主治医に聞くことが出来なかった疑問や具体的な手術の手順・方法など、わかりやすく解説していきたいと思います。

セカンドオピニオン外来を設けています

開腹手術について

文字通り臓器などを治療する際に腹壁を切開する手術法です。開腹手術は婦人科疾患に限定されるものではなく、様々な科の疾患でおこなわれています。しかし現在では、医療技術の飛躍的向上により、腹腔鏡下手術が徐々に確立され、開腹手術を行わなくても済む症例が増加してきています。数多くの手術経験から、小さな疑問にもていねいにお答えしてまいります。

腹腔鏡手術について

腹部に数ヵ所の小さな穴をあけ、そこから手術器具などを挿入する手術法です。開腹手術のように大きく切開する必要がないのが利点です。最小限の穴をあけるだけで済むため、術後の経過も回復が早く、痛みの発生も抑えられるなど、患者さんの負担も軽減できるようになりました。それでも依然として開腹手術が必要なケースもありますので、患者さんの状態や検査結果を踏まえ、適切な助言が行えるよう努めてまいります。

患者さんの状態を見極めてご提案します

なお腹腔鏡手術で対応できる婦人科疾患には、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵管閉塞症、卵管周囲癒着、子宮外妊娠などがあります。ただ、これらの病気全てに対して、腹腔鏡手術が必ずしも適切ということではありません。検査結果、病歴、年齢などによって選択しにくい場合、悪性腫瘍が疑われる場合、腫瘍が巨大な場合は、開腹手術を選択せざるを得ません。当クリニックでは、こうした様々な情報を総合的に分析し、患者さんにとって必要なご提案をおこないます。気軽に受診できるクリニックならではの特徴をいかして、少しでもみなさまのお役に立てるよう努めてまいります。